2015年4月24日金曜日

学校運営協議会について

                                                                       H27.4.22

 学校運営協議会制度(コミュニティースクール)を導入し二年目を迎えました。
 これがいいのです。 
 一昨日、今年度、第一回目の学校運営協議会を開催し、各委員の方から貴重なご意見ご指摘、アドバイス、また、励ましの言葉をいただきました。心から感謝申し上げます。
 学校運営協議会は、学校や教育委員会に対して一定の権限や責任をもって意見や助言を行い、身分上も地方公務員法に定める非常勤特別職でありそれに附帯して守秘義務等も課せられます。学校の取組内容や日頃の教育活動を把握していただき、学校との意見交換の中で、協議会の意見や見解が学校運営に反映されます。また、PTA役員が協議員として参画することで学校運営にPTAの意向を反映したり、学校運営協議会がその活動に協力を求めるなど、互いに補完し合うプロセスで、学校、家庭、地域の一層の連携の深まりも期待できます。
 今回の協議会では、本年度の学校運営計画について、学校経営シラバスを提示して説明申し上げ承認をいただきました。その中で、社会に通用する人材の育成として、継続して学力の向上に取り組み、知識と教養を身に付けさせ学力を伸ばし部活動等との両立を図ってほしい、教育活動の検証と評価を短期のサイクルで行い実効性のある教育活動に取り組んでほしい、学校運営協議会がPTAと交流を深め協議会の活動内容の理解促進に努めたい、等々のご意見をいただきました。あわせて、学校経営シラバスに示された具体的な取組の項目の多さに驚かれる中で、改めて、教育活動が多岐にわたることを認識し本校の取組に理解を深めていただきました。更に、本校の教育活動をして、先生方のやる気を感じる、学校の本気度がわかる、開かれている、との言葉をいただきました。教員冥利に尽きます。 
 今後、一層この制度を活用し、生徒諸君が知内高校を母校として胸を張っていけるような魅力ある学校づくりに励んでいきます。